霧の渋峠
最近、自分のバイクツーリングの仕方に疑問を抱いている。
自分がしたいのは、本当にこんなツーリングなんだろうか。
バイクに長時間跨っているだけじゃないか。
楽しくないわけじゃない。
が、このバイクに乗っている時間がとびきり楽しいのかと問われると、そこまででもないのではないかという気がしている。
もちろん、働くのなんかよりは、太陽と地球の大きさの違いくらい何倍も楽しいのだが。
昔はよかった、と言いたいわけでは、たぶん無いと思う。
乗り始めたころは、友人と、仲間といっしょにツーリングに行っていた。
結構勝手気ままな奴らで、走るときはいつまでも走ってるし、気になる風景があれば100メートル置きでだってバイクを止めて写真を撮っていた。
ロングツーリングともなれば一日の活動時間が24時間を超えることもザラだった。
確かに彼らは気のいい奴らで、一緒にいて心地よく、楽しい奴らだった。
就職して乗る時間が無くなってしまったり、結婚を機に引退したりして、結局残ったのは僕だけだ。
当時を振り返ってみるに、僕は、あのグループの中で一番のルーキーで、その立場にがっつりと甘えていた。
いつもいつも、誰かが立ててくれたツーリングプランにくっついていくだけ。
そう、彼らはツーリングが楽しくなるように、ちゃんと努力してくれていたのだ。
なので、次のツーリングは、きちんとプランを練って、臨機応変に対応しつつ、バイクに乗ること以外でも楽しんでみようと、そう思った今回のツーリングでした
(長い前フリ終了)
唐突に思い立ち、渋峠へ紅葉を見に行こうと思った。
グーグル先生があまりにも自信まんまんで「行ける!」っていうから信じて来たけど、やっぱり299号は通れませんでした(白目 #ツーリング #XSR700 pic.twitter.com/7vTYAdA3cz
— スパルたかし (@megane814) 2018年10月7日
#渋峠 なう。あまりの濃霧に避難。これ、霧晴れるのかしら……。 pic.twitter.com/TbbiYDyeTI
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紅葉、濃霧、渋峠。今日のツーリングを表す1枚。 #ツーリング #XSR700 pic.twitter.com/bY3Bi7Z61H
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眠気に負けそうになったため、1日1ソフトを果たす。 #ツーリング #XSR700 pic.twitter.com/mFJySY05fR
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よ・う・や・く、帰宅出来たぜ……。関越の炎上事故「見物」渋滞、長かったー。そんなもん見てないで、ちゃんと運転しろっ! #ツーリング #XSR700
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祝☆5,000km! #ツーリング #XSR700 pic.twitter.com/BaK7uf5KCt
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思い返してみなくても、ほぼほぼ行って、濃霧に苦しんで、帰ってきただけのツーリングだった。
次はもっと、リサーチしてプランを練って、余裕を持った行程で楽しんできたいと思う。
夏休みを写真とともにダイジェストで振り返る
夏休み総括。
タンクの裏にマグネットを仕込んでタンクバッグを付け易くする
タンクバッグを装着した際に、マグネットが当たるであろう場所に印の養生テープを貼り付け。
大胆に脱がす。
アルミカバーのヘッドライト側にはプッシュピンが用いられている。
プッシュピンってどうやって外せばいいのかイマイチよくわからなくて、結局いつも力技で外している。
そのうち壊しそうだが、とりあえず今回は壊さなかった。
養生テープの位置を確認しつつ、古いタンクバッグから回収したマグネットをカバーの内側に両面テープで貼り付ける。
げへへ、なかなかそそる、いい肉体してるじゃねえか……(この後むちゃくちゃ元に戻した
なお、USB電源を取り付けたり、イルミLEDの設置などもしたのだが、なにせ炎天下だったため、私が参るより先にスマホが熱で死んで、作業工程を記録することができなかったので、その辺りは割愛する。
あまりの熱気にグルーガンの芯が溶けてトリガーを引いても押し出されなくなった時は笑ったぜ……。
教訓、グルーガンを炎天下に放置しておくと、使い物にならなくなる。
バイクの日は涼しかったので久しぶりのラーツー
某キャンプ場奥地。 さすがに川の水を沸かして使うのはためらわれた。
この写真撮影後、魚介豚骨スープを道具類にぶちまけてしまい、川の水で洗って、熾した焚火で乾かした。
なかなか火が付かず、諦めて枯葉にアルコール燃料をぶっかけたのは言うまでもない。
落ちている細い枯れ枝をフェザースティックにするのはかなり難しかった。
削ろうとすると、先に削った部分を切り飛ばしてしまい、なかなか上手くいかなかった。
火熾しで十分遊んだのでもう帰ろうかなとも思ったのだが、せっかく来たので噂のバイクで登頂できる某山へとやってきた。
先客は、富士山と太陽を撮りに来たであろう、デリカのおじいさん。
いかにAWDと言えど、あの道をCX-3で来る気にはならんな……。
毎度のことではあるが、未舗装路は登りよりも下りの方が怖い。
怖いというか、こけたら苦労するんだろうなあ、という絶望の予感が諦念と、諦めてどうするという葛藤を生む。
急でまっすぐな下り坂を、後輪がロックする寸前までブレーキかけて、頑張って下山した。
景色はよかったが、ダートコースとして面白いわけではないので、1年に1回程度来れば、それで十分かなと思った。
まあ、そんな感じの夏休みでした。まる