XSR700にMT-07のラジエターコアガードを取り付ける
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XSR700のむき出しのラジエーターが前々から気になっていて、ラジエーターをガードするものが欲しいなと思っていました。
しかしまだ発売したばかりだからなのでしょうか、XSR700 ABS対応と明記されたパーツが少ない。
そこで、一計を案じました。
MT-07のパーツなら、国内に流通しているし、XSR700にも流用が効くんじゃないだろうかと。
というわけで、こやつを購入してみました。
MT-07 ラジエターカバー コアガード カバー[1G023]
- 出版社/メーカー: ナッツベリー
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もっと安いのもあったのですが、水温がやばいことになった、夏が怖いとコメントしている方がいらっしゃったので、ちょいとお高いものをチョイス。
届いた商品をラジエーターに軽くあてがってみると、まあどうにかなりそうでしたので、すぐさま作業開始です。
まずは現状を確認しましょう。
冬、しかもまだ800km程度しか走っていないにも関わらず、すでに複数の虫が突き刺さっております。
幸い、ひだを潰すような装甲を持った虫や小石はまだ激突していないようです。
タオルで軽く払っただけで虫の死骸は取れました。
ではさっそく、ガードを外してみましょう。
外から見える2本のボルトでしか止まっていないので、脱落には注意。
ガードを外して見ると、またしても同じような構造物が。
これもどうやらフレームに固定されていない様子。
まあ、固定されていない方が作業しやすいのですけども。
これまたボルト2本外すだけなので、脱落注意。
ガードはぎりぎりからちょい大きいくらいのサイズ感で作られていて好感が持てますが、取り付ける上で擦って傷になっても嫌なので、あらかじめ汎用グリスを薄く塗っておきました。
片側のでっぱりをラジエターフィンのボルト受け部にひっかけ、やや引っ張るようにしてやるとすんなり嵌め込むことができました。
試走してみたところ、とりあえず一般道では、つける前と後ではほとんど水温は変わりませんでした。
79℃〜84℃くらい。
この分ならきっと真夏でも装備していない時と差は無いに違いない。
以上です。
#XSR700 #YAMAHAが美しい XSR700のラジエターに、MT-07用のラジエターコアガード、取り付けられました。特に干渉とかなかったです。 pic.twitter.com/ophQ5G9Fkn
— 山田メガネ (@megane814) 2018年1月21日
XSR700の給油口の水はどうなるのか問題
前回、XSR700買いました、こんなバイクです、って記事を書いたんですけども。
鉛筆 (id:namarihude)さんから、XSR700の給油口の「凹み」に入った雨はどうなるのか、とご質問を頂きました。
ご覧の通り、確かにXSR700の給油口は周囲のタンクカバーよりも凹んでいます。
実はこのタンクカバー、割と簡単に外せるらしいんですね。
まだ外したことないんですけども。
上記サイトの5枚目の写真から想像するに、給油口の凹みに入った水は、樹脂タンクの脇あたりを抜けてこぼれ落ちるんじゃないかと思っているのですが……。
もし、もしもですよ?
雨水がこの凹みに溜まるとすると、鉛筆さんが危惧するように雨天走行時に給油したら雨水はタンク内に入ってしまうわけですよ。
ザバーッと。
仮にも現代技術の粋を集めたYAMAHAのバイクにそんな面白い事態、起きるはずはなかろうと思うのですが、しかし……。
もしかしたら、タオル持参で給油することを前提としているかもしれません。
これは、検証してみなくては。
というわけで、取り出しましたるは、水道水!
こいつを〜給油口に〜……
すると……
はい、というわけで、当初の予想通り、脇から流れ出てきました!
あ〜、良かったぁ。
やってる最中、出てこなかったらどうしよう、タンクカバー外して水抜かないとダメなのかな、と不安に駆られていましたが、出てきてホッとしました。
これでタオルは持参しなくて済むな!
鉛筆さん、結論としては、XSR700の給油口に雨水は溜まりません!
XSとは違うのだよ、XSとは!
ふははははは!
……失礼しました。
以上、レポートを終わります。